長さんについて考える

絶対に行かなくてはと休日を心待ちにしていました。
目的は「長新太展ナノヨ」。
昔から長さんのことを考えるとわくわくする。
私がこよなく愛するナンセンス絵本作家である長さん。
思い入れは強く小学生の頃に図書室で出会った1冊の絵本から始まり長さん作のものは勿論、長さんの挿絵を見つけては文庫本を買い集めていた小学生でした。
絵本は高価なので比較的御手頃な文庫本のみ。
あの独特なちょっと波打った線や色使いはひと目見れば判ります。
幼い時代の私はいつか長さんにこの思いを伝えるために手紙を書かなくては。
長さんはお年寄りだから早く書かなくてはと思っていました。
でも結局は実行することはなく2005年に長さんは居なくなってしまいました。
そのことを私はyahooニュースで目にしとても後悔したのを今でも覚えています。
大人になった現在の私は以前とは違い少し高価な絵本も迷うことなく手に入れることが出来るし更に長さんのイラストや作品だけでなく長さん自身を知る読物にも出会いました。
そこで思うことは人間味には欠けているけれど絵本作家としてナンセンスでアナーキーな考えの持ち主としては最高な人間だったんだなと。
どんな年齢になっても私の心を掴んで離さない長さんは本当に最高です。
  
長新太展ナノヨ」で購入した「へんてこかるた」。
おもしろ過ぎて笑いが止まらない。
「ヘチマは浴衣がよく似合う」ってどう似合うんよ!?
相方と私はいろいろ理由を考え合う。
・・・長さん笑いをありがとう!!
そしてこれからもよろしく!!